著者の独り言




本ドキュメントはニュー速でおなじみ『やるお』が『やらないお』との対話形式で verilog を学んでいきます。
超初心者のかたを対象としていますが、C言語とちょっとした論理回路の知識があれば読みやすいと思います。

言語を学ぶには理解するよりもコードを書くのがよいとされています。
私もみなさまに、実際に verilog を書くことで身に着けてもらおうと思っています。
ご存知かもしれませんが、verilog はハードウェアを記述する言語ですから、
何かしらの実機を用意するべきと思います。
このドキュメントでは FPGA (Field-Programmable Gate Array) の代表的なベンダである
Xilinx社の評価キット『Spartan-3 Stater Kit』『Spartan-3E Starter Kit』を対象とします。
スタータキットは安い・FPGA(書き換え可能LSI)にさまざまな周辺回路が付いている、
といった利点があり、初心者の学習教材としても適しています。
開発環境の設定の仕方は『はじめに:開発環境を設定しよう』をご覧ください。

Spartan-3 スタータキット(一万円ちょっとくらい)Spartan-3E スタータキット(二万円よりは安い?)

このドキュメントを作成したきっかけは、研究室の学生さんに verilog を教えなければならなかったけど
手元に初心者用のドキュメントがなかったからです。
なぜかはわかりませんが、多くのverilog教科書ってのは
1.verilogの文法
2.いきなりコードを見せてちょっと説明
3.『?』と思っているうちに、実用回路のコードがうんたら…

ぜんぜんわかりません(><)!



というのが最初の感想でした。とにかく環境が構築できない・実機の動かし方がわからない…。
(周りにハードウェアの専門家がいなかったのも理解できなかった原因)
とにかくとっつくにくい印象でした。

verilogの文法はわかっても回路の記述の仕方(作法)がわからなかったのです。
しばらくは他の人が書いたり、Webで見つけてきたコードを
コピー&ペーストしながらちょっと手でいじったりして凌いできましたが、
結局は一からコードを書くことができませんでした。

そんなとき一冊の本を読んだことで、一気にverilogが書けるようになりました!
この本はおすすめです!(ただし、初心者には難しいと思う)

森岡 澄夫 (著) 、"HDLによる高性能ディジタル回路設計
―ソフトウェア感覚を離れてハードウェアを意識する", (Design Wave BOOKS) (単行本)

この本が他のHDL解説書と違うのは
『C言語からハードウェアを設計する』という実践的な視点に立っているところです。
まさに、回路の記述の作法の how to 本といったとこでしょうか。
ただ、ある程度HDLを知っておく必要があります。

そこで、本ドキュメントは前半をverilog-HDLの説明にし、
後半で回路を設計する作法を実回路の設計を通して説明していきます。
(これらが前後することもありますが…)


皆様からのブラッシュアップでこのドキュメントをよりよくしていこうと思いますので、
ご意見・ご指摘があればとても助かります!
(メアドはこのページの一番下にあります)

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